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小さな日本庭園 -ein keiner japanischer Garten-
2010/10/15(Fri)
博多駅の近くに、純和風のオアシスがありました!
Fukuoka
友達のウルスラが乗る、東京行きの新幹線の時間まで、残り1時間半程度。博多駅周辺の神社も考えましたが、ホストファミリーの理恵ちゃんの勧めで、ある日本庭園に行く事になりました。
まだ陽射しも強い頃だったからでしょうか。
「神社より日本庭園が良い!」と言ったのは、ウルスラでした。
In der Nähe vom Hauptbahnhof von Fukuoka Bahnhof Hakata hat es ein kleiner japanischer Garten. Das heisst Rakusui-En.


Fukuoka
こちらが、その小さい日本庭園「楽水園」です。

「楽水」という名前の由来は、博多商人であり、親子二代にわたって福博(福岡部、博多部)の発展に貢献した下澤善右衛門親正(ちかまさ)の雅号だそうです。
明治39年(1906年)、親正は、この場所に住吉別荘を作りました。
1906 hat ein Kaufmann hier eine Villa gebaut. Sein Künstlername ist Rakusui, darum nannte man diesem Haus Rakusui-En. En bedeutet ein Garten.


     Fukuoka
敷地内に設けた茶室は、自分の雅号を入れた「楽水庵」と名付けています。
戦後、旅館として使用された際も、この名を重んじ「楽水荘」とされたそうです。
写真の案内の通り、現在も茶室があり、名前も以前と同じ「楽水庵」となっています。
Im Garten hat er auch ein Teehaus Rakusui-An gebaut.


Fukuoka 
Fukuoka
平成7年(1995年)に、福岡市が池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)として開園。名前は受け継がれ、「楽水園」と名付けられました。
Dieses Haus mit dem Garten hat die Stadt Fukuoka gekauft und 1995 der Öffentlchkeit zugänglich gemacht.


Fukuoka
池泉回遊式庭園とは、大きな池を中心に配し、その周囲に園路を巡らして、築山、池中に設けた小島、橋、名石などで各地の景勝などを再現したものです。


   Fukuoka
園路には、散策中の休憩所であり、庭園を眺望するための東屋があります。
Hier kann man einen Pause machen und den Garten sehen.

楽水園には、珍しいものが二つありました。


   Fukuoka
一つは、こちらの蹲踞(つくばい)。これ自体は、どこにでもある手水(ちょうず)鉢ですが、水落ちの部分にある排水口に不思議な細工がしてあるんです。


Fukuoka Fukuoka
写真右の排水口に水を垂らすと、琴の音のような響きがします。
これは、水琴窟(すいきんくつ)と呼ばれるもので、底に小さな穴をあけた瓶を逆さまに埋め、手を洗った水が穴から水滴となって、瓶のそこに溜まった水面に落ちます。その水滴の音が瓶の中で反響して、琴のような音が聞こえるのだそうです。


   Fukuoka
瓶の中の水の量や周囲の音によって、きれいに響いて聞こえる時もあれば、そうでない時もあるようです。この時は、近くに建設中の建物があったせいもあり、一生懸命に耳を澄まさないと聞き取れませんでした。


   Fukuoka
もう一つは、こちらの「博多塀(はかたべい)」という名の塀です。
戦国時代、たて続けの戦乱で廃墟となりつつあった博多の町を、豊臣秀吉が復興(太閤町割り)をする時、兵火による焼け石や焼け瓦などを使って、このような土塀をつくりました。
Das ist eine Mauer, das heisst Hakata-Bei.
Während der Zeit der streitenden Reiche (Sengoku-Jidai) lag die ganz Stadt Fukuoka in Ruinen. 1587 hat ein japanischer Feldherr und Politiker Toyotomi Hideyoshi das wiederaufgebaut. Damals wurde die Mauer mit viele kaputten Dachziegel und Steine gebaut.


   Fukuoka
この博多塀は、聖福寺や崇福寺や櫛田神社などでも見ることができますが、楽水園の塀は、高さ2.2m、長さ140mと大変に長く、当時は長く続いたこの塀を「博多八丁塀(はかたはっちょうべい)」と呼んでいました。
現在の塀は、当時の歴史をたどって復元されたものだそうです。


       Fukuoka
塀だけではなく、庭の敷石にも瓦が使ってありました。


Fukuoka
出発前のひと時を過ごすのに、ちょうど良い広さで、ゆっくりとした時間が流れていました。

ウルスラが撮っているのは、池の鯉。私達には、ごく当たり前なんですが、外国の人にはとっても珍しいようで、去年ウルスラと一緒に来たアンドレアも、ヨーゼフも、何枚も鯉の写真を撮っていました。しかも、口を開けた姿のどアップ!!!

*楽水園*
場所:福岡市博多区住吉2丁目10番7号
Tel :092-262-6665

開園時間:09:00-17:00
休園日 :火曜日(火曜が休日の場合はその翌日)
      12月29日ー1月1日
こちら楽水園
この記事のURL | Fukuoka in Japan | Comment(11) | Trackback(0) | ▲ top
comment
- リユース -
都会の真ん中のオアシスですね。

とても風情があってステキな場所♪

「家は街の財産でもある」というCMがありましたが 長いときを経て持ち主が変わっても
大切にされている場所なんですね。
今建設されている住宅でそんな場所はないでしょうね。

博多塀も古い瓦を再利用して とても日本的なデザインの素晴らしい塀に生まれ変わっているのですね。
まさにリユース!
水琴窟といい昔の人の知恵に感心します。

鯉のどアップの写真を撮っていらしたヨーゼフさん
鯉の顔が面白かったのでしょうか。
鯉ってとっても食い意地が張っていて お腹一杯になってもまだ食べたがるのだそうです。
犬や猫 牛や豚もちゃんと腹八分目で食べなくなるのに
鯉と人間だけは食べ過ぎるのだそうです。
あ~人間って・・・
2010/10/16 11:52  | URL | pinky #n05n40aw[ 編集] ▲ top
- ご連絡 -
写真だけが全く見れません。
見れるようになってまた来ます!
2010/10/16 13:33  | URL | 小父さん #-[ 編集] ▲ top
- こんばんわ -
へーっ!、ハイジさんよく見つけだしますねー。
ちょっと目立たないところです。
左下のカワイアーバンビルのオーナーは若い頃、知っていますけど(笑)。

こんな街中にこんな空間があろうとは!
高価な土地に、とても贅沢ですね。
油山の裏側だって言っても不思議じゃないですね。

>「神社より日本庭園が良い!」と言ったのは、ウルスラでした。

そう言えば、坂東三津五郎の城めぐりの番組で熊本城の紹介がありました。
ハイジさんご夫婦は目のつけどころが違うなーって感心したものです(ちょっと遅い!)

水琴窟ってはじめてききました。
それに「博多塀」という名も知りませんでしたね。
こんな場所は心がなごみます。

「わては、関西人ですさかい、博多のこと、駅で売ってる博多人形くらいしか知らしまへん。
また、ひとつ行ってみたいところが、増えましたわ。
こら~、博多に1週間くらい泊まらにゃー、回われまへんな~(笑)」

いやー、ブログで福岡にもどれて嬉しいです。
有難うございました。
2010/10/16 21:59  | URL | 小父さん #-[ 編集] ▲ top
- 心和みます♪ -
日本庭園、素晴らしいですね。
外国の方にとっては、珍しく、独特の雰囲気のある
庭園は、興味深いことでしょうけど、日本人としても
やはり落ち着ける場所ですよね。
出発までの少しの時間も無駄にすることなく、
こんな素敵な所に案内なされたハイジさん、さすが!
ウルスラさんも、それは喜ばれたことでしょう。

スイスには、鯉はいないのですね。
こちらも多分日本庭園や特別な場所にしかいないと
思います。
色といい、姿といい、鑑賞に値する魚ですから、
写真撮りたくなる気持ちわかります。それもアップで。^^

琴の音のような響きがする、つくばいといい
素晴らしい塀といい、凝ってありますね。
なかなか見応えのある庭園ですね♪
2010/10/17 15:44  | URL | meteor #mQop/nM.[ 編集] ▲ top
- え?鯉と同じ・・ -
pinkyさん

腹八分目を過ぎても、まだ食べるの鯉と人間なんですか?
いつも何か食べてるような牛だって、ある程度食べたら昼寝してますものね。
餌を投げた時に、重なり合うようにして奪い合う鯉の姿には
ちょっと恐ろしいものを感じますが、人間にも通じるのかも。。。
デザート別腹は、まさに口を開けた鯉状態!

この博多塀は、まさにリサイクル商品!
職人の技で、うま~く作ってありますよね。
既製品ばかりの今の世!見習うべき、昔の人の知恵ですね。
100年以上前の家は、地震にも強く、火災にならない限り
ずーーーっと残るけど、昨今の建物は、30年でダメになるように出来てる、
と、ある日本人建築家から聞いた事があります。
水琴窟も、初めて見ました。
かすかな琴の響きが聞こえて、涼しい気分にしてくれました♪
2010/10/17 17:10  | URL | Miyuki (ハイジ) #9DhPqbew[ 編集] ▲ top
- 博多観光! -
小父さん様

写真が見れなかったんですね?すみませ~~~ん!
2度も訪問していただいて、ありがとうございます♪

ウルスラやヨーゼフのような外国人を案内しなかったら、こういう場所には行ってないかも!
写真では解りにくいのですが、上手く収められた小さな庭園でした。
博多塀や水琴窟があるので、小さいながら他とは違う趣きがありました。
ここに来るまで、私も知らなかったんですけどね。。。

「はかたべい」という居酒屋が、櫛田神社のちかくにあるのですが
今回「楽水園」を訪れて、名前の由来が解りました。

>こら~、博多に1週間くらい泊まらにゃー、回われまへんな~

そうですよ~~~!見所は、いっぱいありまっせ!
あら、関西風になってしまった・・・
「よかとこは、いっぱいあるけん、ブログの世界だけやなくて遊びに来んしゃい!」
ほほ・・・このくらいの博多弁だったら、小父さんも解りますよね?
2010/10/17 23:29  | URL | Miyuki (ハイジ) #9DhPqbew[ 編集] ▲ top
- 落ち着きます! -
meteorさん

日本庭園が落ち着くのは、この庭の中に、いろんな景観を楽しめるからでしょう。
「楽水園」の小さい庭にも、橋や池や滝まであります。
これを、ちょうど良い空間で配置しているので、どこから見ても心和むんでしょう。

そうそう!
「鯉」は、たしかに鑑賞に値する魚ですね。
色も鮮やかですし、池を悠々と泳ぐ姿は、大変に貫禄があります。
ただ、餌をやると、うじゃうじゃとやって来て、少々(いや、かなり)グロテスクですが・・・
それをどアップで撮るなんて、、、
これを楽しむのも、外国人かもしれませんね。

帰国する度に、発見する我が町の名所!
住んでいたら意外と気付かなかったかもしれません。
2010/10/17 23:38  | URL | Miyuki (ハイジ) #9DhPqbew[ 編集] ▲ top
-  -
博多塀、私も居酒屋の『はかたべい』が一番に思い浮かびました。やはり食い気持一番です(笑)
2010/10/19 07:46  | URL | 通です #-[ 編集] ▲ top
-  -
住吉にこんなオアシスがあったなんて、知りませんでした~!
福岡の日本庭園といえば、友泉亭を思い出す私ですが、
天神から近い場所に、こんな素敵な場所があるのですね ♪
日本びいきの夫と共に福岡に帰省する際には、
要チェックの場所です!
お友達もさぞかし喜ばれた事でしょうねv-238
2010/10/19 18:43  | URL | Apfel #-[ 編集] ▲ top
- はかたべい -
通ちゃん

一緒に行った居酒屋「はかたべい」!
名前の由来も知らず、ただただ食べて飲んだだけだった(笑
櫛田神社にも「博多塀」があるから、あのお店の名前になったんだな~~~と納得です!
また行きましょうv-305
2010/10/19 23:36  | URL | Miyuki (ハイジ) #9DhPqbew[ 編集] ▲ top
- 私も知らなかったんです! -
Apfelさん

とても小さな庭園なので、ゆっくり見て、抹茶でも飲めば
1時間ほど過ごせます。
友泉亭は、何度か行きましたが、ここは行ったことがありませんでした。
どちらも福岡市の管轄なので、一緒になったパンフレットがあり
英語版もありますので、ダンナ様と一緒に行ってみてください♪

余談ですが、ちょうど今、姪っ子が友人二人と遊びに来ています。
天気があまり良くないので、チューリッヒに買い物に行く計画を立ててるようです。
Apfelさんのブログを参考にさせていただきますね!
2010/10/19 23:43  | URL | Miyuki (ハイジ) #9DhPqbew[ 編集] ▲ top
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